逆さ撮り・盗撮犯罪小説「パンティ・イーター」

同僚から国際線CAまで半年間で200人以上を逆さ撮りした撮り師の独白

18. 尻職人

時は、2013年の春を迎えていた。

 

日々、気温が高くなるにつれ俺の視線を得るような尻をした女の姿が増えてくる。

 

俺の尻への執着は課長の暁美だけでなくあらゆる女へと向けられるようになっており、職場の同僚、そして街行く見知らぬ女たちのそそる上質な肉感的ヒップを探しては撮り、追いかけては撮っていった。

 

朝、通勤で会社の最寄り駅に着くと、ある出口の横で時間の許す限り待機する。通勤で多くの会社員が行き交う中から良さそうな尻をした女を品定めする。ターゲットを決めると、スマートフォンアプリを立ち上げ録画を開始。まずは女とほぼ横並びになり平行して歩きながら顔を収める。やがて歩くスピードを徐々に落とし、上手くターゲットの真後ろについたところで歩道橋の階段を昇り始める。

 

目の前にはターゲットの女のでかい尻が、階段を上がるたびに左右に捻られる。階段を昇る際には平地を歩いている時よりもずっと大きく見える。それをローアングルで撮影するとさらに迫力のある眺めを味わえる「作品」となる。

 

こうやって出勤前に「仕事」をすることが日課になっていた。秋から冬にかけても続けていたが、やはりヒップラインを晒した「ピタパン」女に遭遇する割合は春からが断然高まる。都心の通勤OLたちのタイトなパンツスタイルが其処此処で見られる、俺にとってはまさに百花繚乱といったところだ。

 

屋外の歩道橋は、太陽の光を遮る物もなく春の陽光をたっぷりと浴びた尻は、カメラ写りも抜群だった。この頃はまだスマーフォトンでの撮影だったが、充分に高画質な動画、画像が手に入る。

 

ノールックでの撮影にも慣れ、ターゲットの尻を中心に頭から脚まで入り、構図的にもまるで画面を見ながら撮ったように思った通りの、いや思った以上の迫力の構図で撮影できる腕になっていった。

 

ベージュパンツや白パンツ、時には淡いピンクのタイトパンツ、時にはグリーンのタイトスカートなど様々なファッションに身を包んだ女の尻を毎日撮りまくった。

 

仕事を終えて帰宅後にはその日の収穫を確認し、動画から良い瞬間を画像として切り出しては保存していく作業を行った。良いものが取れたときのこの作業は最高に楽しく、満たされた。

 

階段を昇る際に突き出され、捻られた尻肉がムチッと盛り上がる様を、時間を止めてずっと眺めていられる、いい女の尻を「所有」している感覚を味わっていた。

 

或る時を境に、スマートフォンの持ち方を変えてみた。よりローアングルで迫力のある角度からの動画となった。このようなキワドいアングルで撮ってもカモフラージュや自然な動きから挙動を疑われる事は着衣尻撮影に関しては今に至るまで一度もない。

 

数を重ね、技術を磨き、女を羞恥させるアングルから尻を狙う。わずか30秒〜1分間、女の後ろに着き歩くだけで「作品」ができあがる。複数のスマートフォンアプリを駆使し、出来上がっていく「作品」。夢中で尻を追いかける日々を経て、気づけば俺は歩く女の尻を撮る「職人」になっていた。

 

日々溜まっていく動画や画像、尻、尻、尻、尻漬けの毎日。

 

俺の自己顕示欲は高まりつつあった。

(つづく)

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この小説はフィクションです。

登場する人物・団体は事実とは無関係です。

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