逆さ撮り・盗撮犯罪小説「パンティ・イーター」

同僚から国際線CAまで半年間で200人以上を逆さ撮りした撮り師の独白

13. ミッション:インポッシブル(2)

最寄りの駅前の駐車場に車を留め、駅のエスカレーターへと向かう。

いつもならば此処でも良いターゲットが来ないか少し粘ってみるところだが、今日はこんなところで時間を浪費している暇はない。

 

改札を通り真っすぐプラットフォームへと降り、予定通りの電車に乗る。それからしばらくは電車に身を委ねながら目的地へと近づいていくのを待った。

 

緊張していたためかよく覚えていないが、特に音楽を聴いたり本を読んだりするでもなく集中してとにかく下車する駅へ電車が到着するのを待っていただけだったと思う。

 

目的のU駅へ到着し、車両を降りると改札を通り、別の路線へと乗り換えるために数分歩いた別の駅へと移動する。予定通り、待ち合わせの時間よりも余裕を持って到着した。調べておいた発車時間と電光掲示板の時間を照合し、合っていることが確認できると、自動切符売り場で二人分の特急券を購入する。

 

待ち合わせの時間になっても現れずに若干の不安を覚えたが、ここで焦っても仕方がない。トークアプリでメッセージを送って間もなく、あの男が姿を現した。