逆さ撮り・盗撮犯罪小説「パンティ・イーター」

同僚から国際線CAまで半年間で200人以上を逆さ撮りした撮り師の独白

10. 大人のスカートめくり(2)

小学生までならスカートめくりはいたずらで済まされる。しかし、同じ事を大人の男がやれば犯罪となる。物理的には軽く捲れるスカートが、大人にはとても重い、開けてはいけないパンドラの箱だ。開けてしまえば逮捕のリスク、罪悪感、取り返しのつかないものが生まれる。しかし、だからこそ見たい。開けた箱の中には決して普通では見る事のない女のパンティが入っているのだ。性欲がみなぎる歳のこの感覚、その欲求は小学生の頃には抱けない。許されなくなってからの背徳感が、欲求を高まらせる。皮肉なもので俺が幼稚園〜小学生の頃、スカートめくりなど興味はなく、やっている男子から逃げてきた女子に助けを求められるくらいだったのだ。それが今、全く逆の立場になっている。

 

成功したスカートめくりの緊張感、手に残る生地の感触、視界に飛び込んでくるパンティ、被害者が漏らす悲鳴、成功後の達成感と疲労、そして性的快感。まさに麻薬だった。

 

二人目もまた女子高生を狙った同じようなシチュエーションだった。より幼い印象の眼鏡をかけた子を別の駐輪場でめくった。今度は「え? え?」と自分がされたことをわかっていても理解できないという感じだった。

 

そこから先の順番は覚えていないが、思い出した順にいくつか列記していこう。比較的家の近くの地域にて、会社帰りの会社員らしき女を自転車で尾行した。初夏でまだ周りは明るい。車がよく通る道の歩道をかなり長い距離着いて行った。ようやく住宅街へ入る道を曲がる。他に人は目に入らない。大通りをちょっと入ったところで自転車を留める。鍵はそのままにして、歩いて女を追う。女はさらに右へ曲がっていく。「ターゲット、ロックオン」俺の脳が判断した。小走りに、足音を極力立てないように女に急接近。女のスカートに手をかけ、両手で思いっきりガバッとめくり上げた。

 

「キャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

同時にピンク色のパンティが腰辺りまで丸見えになった瞬間が脳裏に焼き付く。

 

ダッシュ、ダッシュ、自転車にたどり着きペダルを勢い良くこぐ。

 

あまりに大きな声で右耳が少しキーンとしていた。住宅街に響き渡る悲鳴を残してスカートめくり男はあっという間に姿を消した。

 

またまた成功した。パンティが見えるのは一瞬でも、パンチラとは異なる感触に益々ハマっていく。反応は大きくわけて、大声を上げるパターンとほとんど何も言えない、息を漏らすだけのパターンがある。8割ほどは何も言えないパターンだった。

 

帰宅途中の女子高生、ゆっくり歩くその後ろから駆け寄りスカートめくり。ピンクのパンティ。その時、走って逃げる俺の前に、別の女子高生が自転車に乗って前から来た。なんとなく一人目に捲った女子高生に似ていた。

 

別の女子高生。日がほとんど落ちかけた中でのめくり。「何やってんだよ!」とキレる。かまわずゆっくりと自転車に股がり去る。

 

捲ることに対しての緊張から徐々に慣れていくと、捲る前にターゲットの女の姿を写メに収めるようになった。まだ当時はスマートフォンではないため、静音アプリもない。シャッター音が聞こえない範囲で撮る。撮りながら捲る事も考えたが、当時のカメラ性能では後から見てヌけるほどのものが撮れるとは思えなかった。何より撮りながらでは、両手で思いっきり捲り上げる快感が半減してしまう。

 

行動範囲も家の近くで自転車を乗り回すだけでなく、電車で一駅、二駅離れた街まで広げた。南へ二駅のM駅へ。

 

またまた下校途中の女子高生。めくる。JKはパンチラ防止の黒い見せパンが多い。

 

買い物帰りの主婦。膝下10センチほどのロングスカート。両手に白いビニールの袋を下げて歩いている。マンションの敷地に入る前に、めくる。パンスト越しの水色のパンティ。驚いて買い物袋を落とす。

 

北へ一駅のO駅へ。なかなかタイミングのいい女が現れない。長時間待った後、女子大生らしき年頃の女。尾行して実家と思わしき家の敷地に続く小道へ。いざ、というその時、後ろを振り返り、恐怖に捕われ「キャー!イヤーッツ!」とまだ触られてもいないのに、叫ぶ。少し躊躇しながらも隙を伺うが、まるで口から火でも吹くかのように叫び声を何度も浴びせてくる。おしっこでも我慢しているかの様に小刻みに足踏みしながら唯一の武器で必死に自分の身を守ろうとしていた。このままでは大事になりそうだったので、去ることにした。そこまで恐怖させたのだからまぁ良い。

 

最寄り駅前。会社帰りのOLらしき女。スモーキーなピンク色のロングスカート。めくり上げる。言葉は無し。白いレースのパンティ。

 

ターゲットを見つけるまでとターゲットを見つけてからの尾行、そして捲ってからの逃走により歩行距離、走破距離はかなりのものになった。体力を使うが、やればやる分、成功のためのフィットネスを保てるという相乗効果もあった。