逆さ撮り・盗撮犯罪小説「パンティ・イーター」

同僚から国際線CAまで半年間で200人以上を逆さ撮りした撮り師の独白

06. 100円ショップ店員 島津(3)

月日が経ち、再び島津を店に訪れる。店員のしているエプロンが緑から青に変わっていた。裏面の結び紐は黄色だ。季節は秋が訪れていた。

 

島津の髪も再び肩辺りまで伸び、ヘアクリップで留めている。少し茶色に色をつけたようだ。相変わらず、ボトムスはデニムというのがこの店の店員たちのおきまりの装いだ。

 

しゃがんで商品整理をする島津の後ろ姿を確認すると、また以前のようにローライズ気味のデニムから黒い下着の一部が露出している。腰の肌が見える面積も少し増している。これまでと同じように、その後ろ姿をデジタルカメラが静かに捕らえる。

 

その後もたまに島津の様子を店に行き様子をうかがう月日を続けた。

 

そして季節は再び夏を迎えていた。その日、いつものように島津は店内でしゃがみこみ、下の引き出しから商品を出しては棚に並べる作業を行っている。暑さと仕事を重ねて着た慣れからなのか、この日の恰好は一段と目を憚れるものであった。

 

黒いTシャツは、よりタイトで背中になにやら白抜きで文字が刻まれている。丈は短く、ローライズのデニムとの間は20センチほども開いており、腰から背中にかけて大胆に肌が露出している。下着の露出は多くはなかったがまたもや黒い下着なのはわかる。この日は下着までがズリ下がって、あとわずかで尻の割れ目までもが露出しそうな勢いであった。

 

その無様な島津の働く姿を愛機に収めた。その後、俺は考えた。これ以上は同じようなものが続くだろう。もう十分恥ずかしい姿はカメラで撮らせてもらった。こいつの今の姿は客観的に見ても仕事をする恰好としてだらしがないのは明らかだ。

 

そこで一考した・・・島津に自分の恥ずかしい恰好のことを知らせてやるのだ。

 

 

 

 

時期を見て俺は店に電話をかけた。

電話口に出た店員に「島津さんいますか?」と訪ねると、最初は「個人的なお取り次ぎはしておりません」と言うので、「レシートのことで聞きたいことがある」といって島津を電話口に出させる。

 

少し待つと、店内で聞いていた島津のよく響く高い声が直接俺に向かって聞こえてくる。いよいよ島津と正面から向き合う時が来たのだという興奮が俺の胸を高鳴らせた。

 

「島津さんですか?いつもレジ以外に、棚に商品並べたりしてるじゃないですかぁ?しゃがんでるときに、ジーンズのところからパンティがはみ出して見えてることがよくありますよ。そういうのを不快に思うお客さんとかもいるんじゃないかと思うし、家で掃除してるんじゃないんだから、お客さんの前でそんな格好してるのはどうかと思うんですけど。」

 

島津はなにが起こったのかわからない困惑した様子で「しゃがんでるときに何か見えた・・?でもショーツは見えないですよね?キャミソールとか着てるし・・・」

 

認めたくないようだが、はっきりと教えてやった。

 

「いや、腰とかすごい見えて黒いパンティ見えてますよ。Tバックとかも見えてたことありますよ。」

 

「あ、そうでしたか・・・最近はTバックはいてませんけど。」

 

怒りの感情を必死でコントロールしながらも口調にやや刺が出てきている。

 

こんなことを言い、前は履いてました、ということを認めてるのと同じ結果になったことを本人はわかっているだろうか。

 

「でも前は履いてたでしょ?黒いTバックも見えましたよ。」

 

「申し訳ありませんでした。では、他の者とも話し合いまして、今後気をつけさせていただきますのでよろしいでしょうか?」

 

「いや、話し合うっていうか、島津さんが一番見えてますよ。」

 

「他にもいると思うんですけど」

 

「パンツ見えてる店員さんが?」

 

「ええ。」

 

「そんなんでいいんですか?わかって見せてるんですか?」

 

そんな押し問答が続くと、話を変えて、名前と電話番号を聞いてくる。もちろん教えるはずもなく、さらに茶化してやった。

 

「よく黒いパンティ履くんですか?いつも黒が多いですよね?」

 

「お客様に答えしなければいけないことでしょうか?」

 

店長に報告するというので、勘違いするなと、セクハラなのはそっちで、いままで何回も見えていて誰も教えてあげなくて島津さんが恥ずかしい思いするので教えてやっているんだと強調する。

 

「わかりました。今後は気をつけたいと思いますので、よろしいでしょうか?」

 

「気をつけるってどう気をつけるんですか?」

 

「キャミソールなどを履いたりですとか。」

 

最後にまた「べつに誰に伝えなくてもいいんですけど、見えてるのに誰も教えてあげないみたいなので、教えてあげただけなんで、島津さんが今後気をつけてくれればいいです。」

 

「わかりました。今後気をつけますので、もうこの件はこれでよろしいですか?」

 

言葉は丁寧なままだが、侮辱により声が震えて苛立っているのが受話器の向こうから伝わってくる。

 

「はい。パンティが見えないように気をつけてください。」

 

ガチャン!!!!!!!!☆

 

乱暴に受話器を置く様子が伝わってきた。

 

この電話の後、何年経っても島津が腰パンチラはもちろんのこと、肌すら見せることは二度となかった。電話での屈辱が胸に深く刻まれたのであろう。

 

パンティが見える事は女にとって屈辱、恥辱であることを噛み締めた出来事であった。あのいつも丁寧な接客をしている島津がこの電話では怒りを押さえきれない苛立ちを見せた。腰パンチラだけでここまで女を追いこんだのだ。

 

島津を「やっつけた」後、若き日の俺はますます調子に乗り、パンティを追い求め、ついに暴走を始めた・・・